節約のコツ

貯金額はいくらが理想?【貯金の目標設定と達成のコツ】

貯金額は目的にもよりますが、まずは月の手取り額の10%を目指していくことをおすすめします。

何かあったときのための貯金としては、まずは3~6か月生活できるだけあると安心できるので、そこを目標にしても良いでしょう。

今回は、そんな貯金額はいくらが理想なのか、貯金の目的設定や達成のコツについて紹介していきます。

実際に貯金に成功している方にインタビューをし、そこから貯金の目標設定について紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

 

貯金額はいくらが理想

貯金額はいくらが理想

貯金額の設定は、月の手取り額の10%を目安にしていくことをおすすめします。

10%であれば、そこまで極端な節約をしなくても達成できる場合が多いですし、10%でも貯金をしておくと結構貯まります。

もちろん少しでも貯めておくことが大切で、目標に固執するのは良くありませんが、手取り額の10%以上は貯められると、収入が多くない方でもかなりの貯金になるでしょう。

仮に手取りが20万円としても、月に2万円貯めることができ、1年で24万円、10年で240万円貯まることになります。

またその10年の間に収入が増えている可能性も十分にあるので、より貯めることができるでしょう。

結婚のため、子供のため、欲しいもののためなど目標があるのであれば、そこに合わせていくのが一番ですが、安心のための貯金であれば、手取りの10%がおすすめです。

 

貯金の目標設定

貯金の目標設定

貯金の目標設定は、それぞれの目的や生活状況によって変わってきます。

ここからは、より細かくどのように貯金の目標を立てていけばいいのかという点について紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

緊急時のための貯蓄

何らかの緊急事態(例:失業、病気、急な出費など)が発生した場合の生活費をカバーできるよう、3〜6ヶ月分の固定費と変動費を貯蓄しておくと良いとされています。

よほど大きなことでない限り、半年あれば基本的に生活は立て直せるかと思いますので、まずは半年暮らせる程度を目安に貯金していくと良いでしょう。

ここに関しては、あればあるほど安心なのはもちろんですが、1年以上働いたりできない場合は、行政に頼るなど他の方法もある可能性が高いので、ひとまず半年程度分の貯金があれば安心です。

退職後の貯蓄

老後2,000万円問題もよく言われていますが、残酷ではありますが、退職後のための貯蓄は2,000万円~3,000万円程度ないと、生活が苦しい可能性が高いでしょう。

退職後の生活を考慮して、年金だけでは不足する場合は、目標としてその差額を補うための貯蓄額を設定すると、不安が減ります。

また特に40歳以下の若い方は、年金もあてにせずに貯蓄を進めていくことをおすすめします。

2,000万円も30年かけて貯めるのであれば、月55,000円程度なので、大変ではあるものの、コツコツ貯めていくと何とかはなるでしょう。

特定の目的の貯蓄

例えば、家を購入するため、子供の教育費を積み立てるため、旅行や特定の目的のための貯蓄など、具体的な目的を持って貯蓄する場合もあります。

その場合は、本当にそれぞれになりますが、いつまでにいくら必要なのか、月にいくら貯めておく必要があるのかといった部分を整理して貯金をしていきましょう。

投資

貯蓄を投資に回すことで、将来的な資産形成や収益の最大化を目指すことも考慮に入れると良いでしょう。

もちろん減ってしまう可能性もあるものの、しっかり運用していくことで、増える可能性も高いので、無理のない範囲で投資に回していくと良いでしょう。

生活スタイル

自分の生活スタイルや価値観に合わせて、必要な貯蓄額を設定することも大切です。

今の生活がかなりギリギリという方は、まず少額でも良いので、貯金を続けることをおすすめします。

ひとまず貯金が進まないことには意味が無く、無理な貯金目標を立ててしまって達成できないと、ずるずるいってしまってなかなか貯金できないという状況になってしまうでしょう。

 

貯金の目標達成のコツ

貯金の目標達成のコツ

ここからは、貯金の目標を達成するためのコツについて紹介していきます。

貯金成功者から意見を聞き、特に効果が期待できる方法について紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

固定費を可能な限り下げる

固定費は、よほどこだわっている人でない限りは、どこか下げることができる可能性が高いです。

仮に月に5,000円固定費を下げることができれば、月の貯金を5,000円増やすことができるので、非常に大きいです。

無駄な支出を減らすという意味でも、固定費をチェックしていくことは非常に大切なので、ぜひやってみてください。

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先に引き落とししてしまう

よく言われている貯金の方法として、収入が入ったら先に引き落とししてしまい、ないものとして考えるという方法があります。

最初はきついかもしれませんが、慣れてしまうとないものとして扱うことができるので、自然とお金が貯まっていってくれます。

就職や転職などで生活が変わる方はそのタイミングから、もしそういったことがない場合は今すぐに収入が入ったら先に引き落とししてしまうという設定を行っていきましょう。

お金がかからない趣味を見つける

貯金や節約をしていく場合、やはり休日など時間がある際に、お金を使わなくても楽しめる趣味を見つけておくことが大切です。

普段の食費や固定費などの無駄をなくすということも大切ですし、もちろん本当にしたいことや欲しいものを我慢する必要はありませんが、お金がかからずとも楽しめることがあると、貯金がしやすくなります。

貯金は慣れるまでは少しストレスもかかってきて、それで散財してしまわないためにも、お金を使わずにストレス解消をしていきましょう。

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そもそも貯金していると思わない

「貯金をしている」と思うと、欲しいものができた際になど使ってしまう可能性が高まってしまいます。

あくまで意識しすぎず、当たり前にお金を取っておいているという感覚が大事です。

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まとめ

今回は、貯金の理想額と目標達成のコツについて紹介しました。

今回の内容を簡単にまとめると以下の通りです。

  • 目的や生活状況に合わせるのが一番
  • まずは月の手取り額に10%程度を目標に
  • 緊急時の貯蓄として3~6か月程度暮らせる額を貯められると安心
  • ある程度余裕が出来たら投資も検討

これから貯金を始める方は、ぜひ以上のことから始めてみてください。