正直一人暮らしの社会人が食費を月2万円に抑えるのは、少し厳しいです。
栄養バランスなども考えると、長期的にはおすすめできません。
ただ短期的にどうしても節約する必要がある方に向け、多少なりとも栄養をとりつつ、食費を月2万円に抑える方法を紹介していきます。
基本的には、実家などに頼らず、一人でできることでまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
Contents
一人暮らしの社会人が食費を月2万円に抑えるのは現実的か?
一人暮らしの社会人が食費を2万円に抑えるのは正直厳しいです。
年齢や地域にもよりますが、基本的に一人暮らしの社会人の方はだいたい月に4万円ほど使っています。
そのためなかなか厳しいですし、栄養面も万全とはいえないので、長期的にはおすすめできません。
栄養面もある程度考慮した方法を紹介していきますが、基本的にはとにかくお金がなかったり、大きな出費に備えるなど緊急用の節約術です。
一人暮らしの社会人が食費を月2万円に抑える方法【基本編】
まずは、一人暮らしの社会人が食費を月2万円に抑える方法の基本編として、心構えや全体としての内容を紹介していきます。
ポイントは以下の3つでそれぞれ詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
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基本的に2食で過ごす
食事回数が多いと、出費が増えてしまいますし、3食食べるということが必ずしも健康に良いわけではありません。
どうしても朝ごはんが必要な方は、ヨーグルト、食パン、バナナのどれかを利用し、小分けで食べることで、1回50円で過ごすことができます。
栄養面を考えるとバナナがおすすめです。
1週間単位で考える
月の食費を2万円で抑えようとした際、一日あたり666円になりますが、毎日666円で過ごそうとなると、栄養バランスにかなり影響が出ます。
具体的な情報はこの後紹介していきますが、夜ご飯は作り置きをしていくと良いでしょう。
もらえるものはもらう
あまりにねだりすぎると人間関係を壊す可能性もありますが、実家に頼ったり、先輩にごちそうになったりできるのであれば、甘えていきましょう。
また今時少ないかとは思いますが、近くに友達が住んでいたりなどしたら、お金が必要なことを話し、夜ご飯をシェアするといった方法をとっても良いでしょう。
一人暮らしの社会人が食費を月2万円に抑える方法【具体例編】
ここからは、一人暮らしの社会人が食費を月2万円に抑えるために具体的にいつ何を食べていくのかという点を紹介していきます。
朝昼夜は以下のように過ごすと食費を月2万円に抑えることができ、それぞれ詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
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朝ごはんは食べない
朝ごはんは食べない癖をつけていきましょう。
最近では3食食べることが必ずしもいいということではないと言われているので、朝ごはんは食べなくても問題ないでしょう。
もし食べないと力が出ないタイプの場合は、ヨーグルト、食パン、バナナのどれかを小分けにして1回あたり50円で抑えていきましょう。
栄養面を考えるとバナナがおすすめです。
昼ご飯はおにぎりを作るのがベスト(もしくはコンビニで300円まで)
お昼にはおにぎりを持参するのがいいでしょう。
内容はツナとおかかであれば、かなり安くできます。お米代、材料費を考えても1食250円程度でできます。
ただそこまでの時間がないという方、職場に自作のおにぎりが恥ずかしいという方は、コンビニでも300円まで(おにぎり+1品程度)というのが限度でしょう。
基本的に夜ご飯である程度野菜などをとっていくことになり、そうなると夜にも300円程度は必要なので、昼は300円以内で抑えましょう。
あくまで緊急的な節約を重視していますので、ここではそこまで栄養を考えず、支出を減らしつつも仕事中お腹が減らないものを選んでいきましょう。
夜ご飯はカレーやシチュー、鍋、お好み焼きのループ
夜ご飯は、カレーやシチュー、鍋が基本的におすすめです。
1000円程度で3~4食ほどは作れるので、1食あたり約300円となり、さらには野菜も取れるので、健康面もある程度は考慮できます。
- ルー 2回分で200円
- 人参 2本で200円程度(1回1本利用)
- 玉ねぎ 4個で300円程度(1回2個利用)
- じゃがいも 6個で300円程度(1回3個利用)
- 鶏むね肉 1回分(約200g)300円程度
これで2回(6~8食分を)1,300円で作れ、さらにはお米や油代もかかってきますが、そこを入れても、だいたい8食を2,000円で作ることができます。
そうなると1食250円程度ながらも、野菜をとることができ、ある程度健康面にも配慮した節約ご飯ができます。
鍋もほぼ同じイメージで、鍋のもとが200円程度で買えるので、カレーやシチューに飽きたら鍋を作っていくと良いでしょう。
さらに飽きたらお好み焼きで、お好み焼きは、「お好み焼き粉」「キャベツ」「卵」「ベーコン」程度でできるので、1食あたり約150円程度です。
鍋やカレーに比べ野菜が少なくなってしまうので、多用はおすすめできませんが、楽で多少なりとも野菜のとれる料理となっています。
パスタやそば、ラーメンなど麺類に頼っても良いですが、炭水化物が多く、野菜をプラスするとなると高くなってしまうので、基本的にはこちらもたまに程度にしておきましょう。
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まとめ
今回は、一人暮らしの社会人が食費を月2万円に抑える現実的な方法について紹介しました。
一人暮らしの社会人が食費を月2万円に抑える現実的な方法をまとめると以下の通りです。
- 朝ごはんは食べない
- 昼ご飯はおにぎりを作るのがベスト(もしくはコンビニで300円まで)
- 夜ご飯はカレーやシチュー、鍋、お好み焼きのループ
基本的には、食費を月2万円にするのはおすすめできませんが、今回紹介した方法であれば、夜である程度野菜も取れるので、少し健康面にも考慮して月2万円で過ごすことができます。
なかなか苦しいとは思いますが、これを超えて食べるご飯もおいしいかと思いますので、ぜひ節約頑張ってくださいね。